エクセルから出ているスパイクブーツです。
主にサーフや地磯などで1年程使用していました。
エクセル スパイクブーツ LF-217
エクセルから出ているスパイクブーツです。
4000円台前半で購入しました。
リーズナブルなスパイクブーツです。
主に地磯や時折サーフといった使い方でした。
購入後ほぼ1年で浸水により破損してしまいました。
筆者のスパイクブーツの寿命は大体1年なので、結果的にコスパはそれほど悪くないブーツでした。
スパイク性能
30本のスパイクがラジアルソールの凸部分に配置されています。
そのため、磯までの道中に土があるポイントでもグリップ力を維持してくれます。
表面が複雑な磯でのグリップ力は高いですが、表面がツルツルした磯だとラジアル部分が機能しないので滑ります。
その点だけは注意が必要でした。
スパイクのピンは十分な長さはありますが、凸部分に埋め込んでいる関係か、負荷がかかり過ぎるとラジアル部分に亀裂が入って倒れてきます。
要は、ピンを支える土台?のラジアル部分が少ないため、ピンがもげたり倒れたりしやすくなっています。
この辺りの耐久性は微妙でした。
履き心地
価格相応といった感じです。
ダイワのネオブーツのようなクッション性はない感じです。
割りと地面の感触が足の裏に伝わってきます。
ただ、柔らかいソフトタイプなので、レインウェアの中にブーツを入れ込むことができます。
雨の日はこれができるかどうかで、防水性において差が出るため重要な要素です。
一応、キックオフもあるので脱ぎやすくなっています。
全体的に柔らかいので磯歩きで足への負担は少ない感じです。
耐久力
ほぼ1年の結果です。
ピンは磨耗により消耗するというよりは、それを支える土台のラジアル部分が先に壊れて倒れたり抜けたりする感じです。
初期だとピンがそこそこ長いことも、ラジアル部分に与える負荷を増やす原因になってしまっています。
そのため、ピンは残っていても動いてしまうのでグリップ力は大幅に低下してしまっています。
破損の原因は浸水でしたが、グリップ力に関しても1年くらいと考えていた方が良さそうです。
灰色の柔らかい部分に小さな裂け目ができ、そこから浸水してきました。
一応、ブーツの外周は補強されていますが、浸水したのは補強部分と柔らかいゴム部分の繋ぎ目辺りです。
どうしても、素材が柔らかい上に薄いので、外からの衝撃は弱めです。
破損の直接的な原因は不明ですが、磯の鋭い岩に触れた以外にも、収納や脱ぎ履きの際にスパイクピンが触れてしまった、という理由でも十分に穴が空いてしまいそうな感じです。
薄い部分の扱いだけは慎重になった方がいいでしょう。
総評
筆者のスパイクブーツの寿命がほぼ1年丁度なので、それを踏まえると耐久力は及第点です。
実質消耗品みたいなものなので、価格が安いことを踏まえるとコストパフォーマンスは高いブーツとえいます。
現地でスパイクソールがもげる、が一番やばい症状ですが、それはなかったので安いブーツですが安心して使えます。
低価格帯のスパイクブーツとしては十分おすすめできるレベルです。