スライドアンサーのネクタイやフックなどのパーツで、実際に筆者が使ったものをまとめてインプレします。
接続パーツ、ネクタイラバー、フックに分類してインプレします。
メーカー推奨の組み合わせのヘッドはスライドアンサーヘッドです。
ヘッドのインプレはこちら。
スライドアンサー シリコンスカート
接続パーツ
接続パーツとスカート、ネクタイが一緒になったセットです。
スライドアンサーのコンプリートにも同様のものが使われています。
接続パーツはセブンスライドの接続パーツです。
今現在ではかつてほどの勢いはありませんが、当時はほとんどのメーカーがこのセブンスライドを接続パーツに使用していました。
今でこそ、各社独自の接続パーツを使っていますが、セブンスライド一強時代がしばらく続きました。
交換は正直、めんどくさいですw
特殊なピンセットやプライヤーでゴムを広げて、ネクタイやスカートを装着する必要があります。
自宅で制作する分にはかまいませんが、現地でスカート交換するには全く向いていません。
ジャッカルはビンビン玉のコンプリートで、ネクタイをセブンスライドとフックで挟んで固定するという荒業をやっていましたw
凄い発想だと思いましたが、それがバックファイヤーキャップへと繋がったのでしょうかw
今となっては挟む方が楽なので、あまりセブンスライドを使うメリットが筆者にはなくなってしまいました。
スカートを排除するなら、尚のことですw
ただし、ソルトウォーターボーイズのマジカルワームのような、挟み込めないタイプのワーム系ネクタイだと活躍はします。
故に、スライドアンサーとして使う場合は、あえてセブンスライドである必要はない、といった感じです。
ネクタイ
ネクタイはコンプリート同様、ストレートの仕様です。
素材は天然ゴムとのこと。
レッド、オレンジ共にヒット率は高く、それなりの釣果をもたらしてくれました。
スカート
スカートはシリコン製。
当初はスカートありがデフォルトでしたが、最近はスカートを排除する傾向にあります。
筆者も当初はそのままにしていたものの、流行にあわせて外すようになりました。
効果の程は不明です・・・
スライドアンサー スペアネクタイ
こちらはネクタイのみのパーツ売りです。
コンプリートはストレートのみですが、スペアネクタイからは様々な形状のネクタイを選ぶことができます。
ストレートはもちろん、細タイプと太タイプの2種類のカーリー、そして、今では見なくなったウェーブのネクタイなど、珍しいものもラインナップされています。
素材は天然ゴム。
筆者はカーリー細と太を使っていました。
カーリー太は今では珍しいオーバーな動きをするネクタイですw
高活性な個体へのアピールは強そうですw
スライドアンサー スライドスペアフック
コンプリートモデルに標準で装着されているフックです。
フック
形状はチヌ鈎、ケイムラコーティングがされています。
他メーカーのものに比べるとSサイズでも太いため、強度はかなり信用できます。
また、キープ力も高いです。
ただし、やや太軸のためサクサク貫通するといったイメージのフックではありません。
フック形状もネムリ針なので、貫通ははせにくいですが、ささればホールド力があるのでバラシにくいフックです。
アシストライン
シャウトのアシストPEラインが使われています。
3サイズ共に50lbのアシストPEラインです。
単純な強度や耐久力ならシーハンターよりも上だと感じます。
シーハンターよりも、不意に切断されるケースや、リーダーとの結び目が磨耗されて弱くなるケースが少ないです。
パワフルスライドフック
スライドスペアフックよりも強いフックとアシストPEラインの使われたパワーモデルです。
真鯛鈎のケイムラコーティング仕様で、より太くなっています。
アシストPEラインがSサイズで80lb、MとLでは100lbもありますw
100lbにもなると、もうセブンスライドに通すだけでも一苦労で、挙げ句の果てにはスライドアンサーヘッドを通すにも苦労しますw
シーハンターだけなら通りますが、シーハンターとリーダーの結束部を小さくしないとヘッドの穴で引っ掛かる場合があります。
太軸フックと100lbのシーハンターのフックセットを使うシチュエーションでは、まず間違いなくリーダーも太いと思われるので、余計に結び目が大きくなり苦戦します。
そのため、一応、純正のカスタムパーツですが、正直、スライドアンサーヘッドには向いていませんw
真鯛というより、青物狙いのフックでしょう。
総評
これらのパーツをひっくるめて1セットにして総評です。
接続パーツにセブンスライドを使っているので汎用性は高いです。
カラーも無難なカラーが多く、レッドやオレンジはいつでもどこでも使える定番カラーで個人的な実績もあります。
パワフルスライドフックは癖が強いですが、スライドスペアフックで組めばどんなヘッドと組み合わせても使っていけると思います。
現在、まだシャウトのHPには掲載されていますが、シャウトのカタログからはスライドアンサーシリーズは消えてしまいました。
そのせいか、スライドアンサーシリーズ全体がワゴンセールに落ちているのをよく見かけます。
正直、かなりお買い得だと思うので、お試しに買ってみるのはありだと思います。
最近あまり使ってなかったとはいえ、自分の思い入れのあるシリーズが消えていくのは、何か寂しい気もします。