ヘッドウォーズHW-000Xが壊れたのでその後続機として購入しました。
HW-000Xは廃盤になったようで、実質その後継モデルがこのHW-V433Dになります。
GENTOS ヘッドウォーズ HW-V433D
HW-000Xの電池ボックスの爪が砕けたことで使用不可になったため買い換えました。
前々から危惧していましたが、爪の強度は電池式の構造的な弱点なのでしょう・・・
000Xが廃盤になったようなので、後続モデルから近いものを選択しました。
そこで見つけたのがこのHW-V433Dです。
2725円で購入。
安い・・・
前のHW-000Xは4000円台前半で買って、当時はかなり安いと感じていましたが、更に安くなっていますw
ライト関連に関しては物価高の影響よりも技術的進歩の方が上回ってるようです。
仕様
明るさ
350ルーメンです。
前モデルの000Xが300ルーメンなので50ルーメンの進化です。
数値だけを見れば、今は1200ルーメンとかのヘッドライトも出ているので微妙ですが、実際の使用では十分な明るさになります。
人に向ければ鬱陶しいと感じるくらいには眩しく、海面を照らせば周囲とトラブルになるでしょうw
夜の磯など光量が必要な場合でなければ、この明るさでも十分対応できます。
波止場がメインの使用なら性能的には丁度よい明るさです。
手動でのフォーカスコントロールもついているので、状況に応じて光の巾を使い分けることができます。
バックライト
後方に存在を知らしめるバックライトがついています。
ほぼ使用することのない機能ですが、特定の条件では活躍します。
それは、駐車場からやや離れた位置にある波止場ですw
基本、ライトは消して釣りをするので、後から来た人が、駐車場から見ても人がいるのかどうかわかりません。
バックライトが点灯していれば、先行者がいることがすぐにわかるのでポイントの選択肢から外れて大抵は車から降りることもなく立ち去っていきます。
ですが、一旦車から降りて荷物を持って移動を開始してしまうと、仮に先行者が複数いてスペースがなかったとしても簡単にはあきらめてくれません。
必ず狭いスペースに割り込んできます。
今さら荷物をもって戻れない、と言うわけです。
こうなった原因は車から降ろしてしまったことでしょう。
そういった人は車から見て人がいると分かれば降りることなく立ち去るので、その存在を示せるバックライトが有効という訳です。
自重
電池込みで206gです。
前モデルから8gの増量ですが誤差の範囲ですw
メインのヘッドライトとして負担なく使用できる重さでしょう。
電池
前モデルと同様、単3電池3本仕様です。
充電池が使用可能な点も前モデルと同じです。
常に満タンの電池でスタートできるので、充電池が使用できるメリットは大きいです。
ただ、最近ではバッテリーのモデルも増えており、どちらが良いかといえば、バッテリーの方が良いかもしれません。
電池式は途中で交換ができるというメリットがありますが、防水性での問題と、何より歴代のヘッドライト最大の破損原因であるバッテリーボックスの爪割れが起こります。
長期間使用して途中で充電できない状況で使う、という場合を除けば、電池式であるメリットはないかもしれません。
防水性
IP64になります。
前モデルがIPX4だったので、防水性はそのままに防塵性が追加された感じです。
前モデルも海に15分ほど浮いていても無事だったため、余程の状況でなければ水の侵入は防いでくれるでしょう。
耐久力
結局、同じ部分が破損しましたw
バッテリーボックスの爪の部分です。
結局のところ、充電池を使用しているせいで毎回開閉することになり、かえってプラスチックの披露に拍車をかけてしまった感じです。
この問題はゼクサスから続く、同タイプの電池式バッテリーボックスの宿命みたいなものなので、構造の異なるヘッドライトにするか、直接充電できるタイプにしない限り解決しない気がします。
総評
例のごとくバッテリーボックスの爪破損で殉職しましたが、2000円台後半でこの性能だと破格といえるでしょう。
現在の明るさの基準だと1200ルーメン辺りが上位モデルになっているので、半分の600ルーメンでミドルクラス、その更に下の350ルーメンと考えれば随分しょぼく見えてしまいますw
ですが、前述した通りこの350ルーメンのライトを釣り場で照射されると非常に鬱陶しいくらい眩しいです。
防波堤がメインでの使用だと考えれば十分にメインで活躍できるライトでしょう。
後はバッテリーボックスの爪の問題をどうするか・・・ですw