ルアりずむ

主にソルトウォーターのルアー釣りを嗜んでいます。タックルやルアーのインプレ レビューをメインで綴っていきたいと思います。ちなみにボウズが多いので、そのレベルだとお察しの上、参考にしてくだされば幸いです。

リブレ ウイング 100 インプレ

リブレから出ているダブルハンドルです。
12ヴァンキッシュの時に購入し、19ヴァンキッシュ、21エクスセンスに継承して装着しています。

ダブルハンドルの中では長めの半径50mmのロングハンドルが特徴です。

LIVRE WING 100

13セフィアBB C3000HGSDHから12ヴァンキッシュに乗り換える際に購入したのが出会いです。
12ヴァンキッシュのハイギアモデルにはダブルハンドル仕様のものが無かったため、C3000HGを買った後、このウイング100を買い足しました。
特にどのメーカーのどのダブルハンドルを装着するかは決めてませんでしたが、偶々、店で30%offになっているのを見つけて、思わず購入してしまいましたw

50mmのハンドル長により、力強い巻き上げとロングジャークがしやすくなるメリットがあります。

以後、もう一台の12ヴァンキッシュ用にも追加し、現在の19ヴァンキッシュと21エクスセンスに引き継がれていっています。

仕様

ダブルハンドル
そもそも、なぜダブルハンドルモデルがよかったかと言うと、筆者はエギングでの使用をメインに想定していたということがあります。

エギングではしゃくり終えた後のフォールのタイミングでアタリを取りますが、その時、シングルハンドルだと止めた位置によってはハンドルが下まで勝手に下がり、余計なラインを回収してしまいます。
フォール中のエギの挙動がアタリに直結するため、ハンドルが動くことで余計な動きを加えてしまう恐れがあります。
これがダブルハンドルだとどの位置でハンドルを止めても動きません。

また、シングルハンドルとは違い、ハンドル位置で巻き取りの速さが変わらないため、ジャークが滑らかになるというメリットがあります。
シングルハンドルだとメリハリのついたジャーク、ダブルハンドルだと均等で滑らかなジャークになります。
ここは好みの問題でしょうw

後は、エギングはジャークとフォールによるステイを繰り返す釣りのため、ハンドルから手を離す機会が多く、ダブルハンドルの方が再びアクションをする際に掴みやすいという地味なメリットもありますw
手を離す機会が多いため、次のアクションやアタリがあって引っ張られた時などに、咄嗟に掴めるというわけです。

ただし、目に見えるデメリットとしてタックルの重量増という問題があります。
タックルを軽量路線で組む場合は、ダブルハンドルの重量はネックになります。
なので、どちらを優先するかでしょう。

重量
シマノ用で40.3gです。
19ヴァンキッシュがウイング100込みで197g

21エクスセンスで200g

リールの重量の内、このウイング100だけで5分の1を占めてしまっていることになりますw

そのため、軽量路線でタックルを組む場合はこのウイング100は選択肢に入れることはオススメできません。
ダブルハンドルは譲れないけど、タックル総重量も下げたい場合はノブやプレートなどを工夫して軽量化するしかありません。

12セフィアCi4+の時で、90mmのダブルハンドルが35gなので、100mmのウイング100は実は見た目ほど重い訳ではありません。
カスタムハンドルでメーカー自重を表記してない場合はウイング100より重たい可能性があるので注意が必要です。

意地でもカタログスペックを軽量化する必要のある19ヴァンキッシュのダブルハンドルが、ダイワの場合はSLPのダブルハンドルが軽量化面では優れているので、軽量化と両立させる場合はこちらがオススメです。

素材
プレートは超々ジュラルミン、ノブはチタンのフィーノノブです。

プレートは肉抜きにより軽量化がされています。
剛性面では充分信頼できます。

フィーノノブは摘まむタイプのノブです。
人差し指と親指で摘まんで中指を添える感じになります。

素材はチタンのため、極寒の状況でも影響は受けにくいです。

エギングにおいてはフィーノノブで基本的には問題はありません。
ただし、パワーファイトに突入すると、指2本でのファイトは中々しんどい時があります。

エギング中にナブラが起きて青物とのファイトになった場合や、ティップランで3キロクラスが掛かった場合などは、指先だけでごり巻きするのは力が入りにくく、ラウンド型のノブに比べると苦戦します。
そのため、パワーファイトが求められる釣りではやや微妙です。

使用感

ウイング100の最大の特徴はハンドル長が半径で50mmあることです。
メーカーの標準のダブルハンドルのハンドル長は半径45mmであることが多いため、ウイング100にはハンドル長を伸ばすことができるというメリットがあります。

ハンドル長が伸びたところで、一回転の巻き取り量は同じですが、
ジャークはリールを起点としてロッドを煽るため、ハンドルが長い方がよりストロークの大きいしゃくりをすることができます。

ジャークの振り幅の上限がハンドル長で決まるため、ウイング100でのしゃくりに慣れた筆者はウイング100を継承していく訳ですw

逆に、アジングのような細かいピッチのジャークはかなり苦手です。
巻き取り量は同じでもショートハンドルに比べると、ハンドル一回転に時間がかかるため、ハーフピッチにするなり巻き数で調整しないとロッドワークと巻き取りが一致しないことがあります。

また、ハンドルが長いことにより、力強い巻き上げが可能です。
シマノC3000などの小型リールでも強引に巻き取ることができるようになります。
強い負荷がかかった状態だと、ショートハンドルでは力が入り辛く、ボディの歪みと相まって苦戦する状況があります。
そのような状況でも、ロングハンドルだと力が入りやすくハンドルが回せず苦戦する状況から抜け出しやすくなります。
小型リールや剛性の高くないリールほどその恩恵は大きいでしょう。

ナブラ撃ちなどでも、プラグをブレの少ない安定したはや巻きで操作できます。
また、円周が長くなる分、一回転をよりゆっくりと巻くことができるなど、ロングハンドルならではのメリットもあります。
エギング以外の釣りではこのようなメリットのあるハンドルです。

かつては100mmダブルハンドルはウイング100くらいしか無かったため、そこに優位性がありました。
今は他メーカーもラインナップが増えていますが、自重面では意外とウイング100が善戦しています。
純正パーツとしては出てきていない長さなので、100mmダブルハンドルにこだわるならウイング100は選択肢の筆頭でしょう。

デメリット

一番のデメリットは高い・・・
中堅リールが買える値段になりますw

リールとセットで購入すると、ワンランクか2ランク上のリールが買える値段になります。
ヴァンキッシュに装着する場合はステラが買えるわけですw

筆者は12ヴァンキッシュの時に購入し、その後は継承しているだけなので今となってはコスパ的にも悪くはありません。
製品自体はかなり頑丈で長く使えるため、ハンドル適合が変わらない限りは次世代リールに継承させていくことができます。

もう1つのデメリットが重量増。
ただでさえ重いダブルハンドルの中でも、やや重い方に分類されるので、タックルを軽量コンセプトで組んでいる場合はメリットが帳消しになるのでオススメできません。
その辺を考慮して装着しないとただのデメリットのあるドレスアップになってしまいます。

総評

長く付き合えるカスタムハンドルです。
元々あった標準ハンドルにも需要があるため、フリマアプリなどで売却することで購入費用を回収できます。
今はメーカーのオーバーホールでも、ハンドルは必須ではありませんので、使わない標準ハンドルを持っておく理由はあまりなくなっています。

半径50mmのダブルハンドルにしてはややロングなハンドル長によるストローク大きめなジャークができるハンドルです。

ハンドル自体の完成度は高く、頑丈で使い勝手も良いものになっています。
最大のネックは重さですが、100mmダブルハンドルとしてはまだ優秀な方です。

タックルを軽量コンセプトで組まない場合は、選択肢としてオススメできるダブルハンドルです。