ルアりずむ

主にソルトウォーターのルアー釣りを嗜んでいます。タックルやルアーのインプレをメインで綴っていきたいと思います。ちなみにボウズが多いので、そのレベルだとお察しの上、参考にしてくだされば幸いです。

天龍 ジグザム バージョン3 JZVⅢ 571S-5 インプレ

筆者が最初に購入したジギングロッドです。
最初の1本ということで、遊漁船の予定に合わせた余裕のあるスペックのものを選択しました。
汎用性が高くファイトが楽なロッドです。

テンリュウ ジグ・ザム バージョンⅢ JZVⅢ571S-5

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全長:5.7ft
継数:1
アクション:RS
仕舞寸法:170cm
ルアーウェイト:MAX200g
ベスト:150g
ライン:40lb
ドラグMAX:6g
リアグリップ全長:495mm
先径:2.6mm
元径:8.8mm
自重:205g
カーボン/グラス含有率(%):94/6

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ジギングデビューに際して、最初に購入したのがこのロッドです。
直近であった遊漁船の予定が、日本海での釣行で、ジグは160g~200gがメイン、ラインはPE4号が推奨されていたので、それにあわせて選定していきました。

ネットでのジグザムの評価が高かったこともあり、日本海の遊漁船に合わせてこのロッドを選択します。
MAX200gでベストが160gになっているため、事前に教えてもらっていたウエイトとベストマッチしていますw
日本海ではど真ん中の仕様が良かったのか、それなりに活躍してくれました。

ただ、こちらのホームとなる中紀~明石などの近海エリアだと、ややオーバースペックなロッドとなり、ワンランク落とした番手のジグザムドラッグフォース621S-4にその位置を奪われてしまいしまた。

合わせるリールは16キャタリナ5000がメインで13ステラ8000HGなどです。

仕様

ガイド
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オールステンレスKガイドです。
オールダブルフット仕様で、リングはSiC-Jとなります。

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5.7ftとショートレングスなこともあり、ガイド数は6個と少な目です。
そのため、糸絡みのしようのない状態ですw

ちょい投げキャストなども問題なく行えます。

ブランクス
ブランクスは中弾性カーボンがメインとのこと。

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ショートレングスでパワー設定も高めですが、ファイト時の突っ込みに対しての追従性が高く、ごり巻きをしても魚やラインに負荷をかけすぎることなく寄せてこれます。
粘り強さが特徴です。

反面、感度は微妙でこのロッドでタチウオを釣ると何の感触も伝わってきませんw

継ぎ
ワンピースロッドです。
レングスが短めのため持ち運びも苦になりません。

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ファイト中も安心して根本からぶち曲げることができますw

テーパー
レギュラースローとのこと。
支点はベリーで一段階、小物だとここからの曲がりだけで寄せてきてしまいますw

ぶち曲がった場合はグリップのやや上が支点になります。
この状態が本領発揮でしょう。
ぐいぐい復元するわけではなく、粘りでじわじわと負荷を与えます。
そのため、ぶち曲げた状態でもバラシの心配なく浮かせることができます。

使用感

感度
感度は微妙なロッドです。
ジギングロッド自体、スローテーパーと低めの弾性率のカーボンがメインマテリアルであることが多いため、元々感度が低めのカテゴリーですが、このロッドも色々な要素が組み合わさってより感度は低めになっています。

まずはロッドパワー。
5パワーのため少々の小物やバイトでは変化を感じることができません。
テンション抜けやずしりとくる重みなどはわかっても、ジグに絡み付く前アタリみたいなのは全くではないものの、感じにくいです。
これは来る・・・!という前アタリからのヒットという経験がこのロッドでは少なく、いきなりズシンと重くなるパターンがほとんどでした。

次にショートレングス。
短い方が感度が良くなると思えなくも無いですが、ショートレングス故にティップに繊細さを残す余裕がなかったみたいです。
この辺りがドラッグフォース621との大きな差でしょう。
ロッド全長の3分の1以上をグリップが占めているため、ティップからベリー、ベリーからバットの間隔が短く感度を拾うほど曲がりに余裕がありません。
結局のところ、ティップが硬いので少々の変化では感じとれません。

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操作性
ベスト150g、MAX200gはメーカー表記の通りな感じです。
潮や流れ方次第では200gより上の重さでも普通にしゃくれる感じです。

潮が緩い時やシャローエリアなどで100g以下をしゃくる場合も、わりと問題なく使えます。
ジグウエイトの許容範囲はかなり広いです。
潮や流れ方でどのような重さにも対応できます。


ジク操作に関しても、ショートレングスのおかげで楽にしゃくることができます。
5パワーでロッド自体にも力があるため、ジャークをしていて疲れにくいロッドです。
感度が悪いということは、多少の引き抵抗は圧し殺せるということなので、セミロングだろうがロングジグだろうが、それなりに楽に動かせます。


ただし、水深や抵抗が強い状況だと話が変わってきます。

中弾性メインでショートレングスのため、ロッドの復元力というよりは、ロッドの硬さを使ったジャークになります。
ロッドで飛ばすというよりは、自分で飛ばすイメージでしょうか?
150gくらいで水深もそれほどだとジグ操作はそれなりに快適です。
ただ、自分でジグを動かす感じなので、水深が100mを超えてきて、尚且つ、ジグも200gを越えるとかなりキツくなります。
ロッドが曲がったあと復元しきらない状態でのジャークになるため、その負荷は使用者にフィードバックされます。

リーズナブルで万能なロッドですが、その辺りがドラッグフォースとの値段の差になっているのでしょう。
負荷がかかる状況でのアクションをロッドが助けてくれません。
ロッドの反発が当てにならないので、自分の力でしゃくるイメージで、抵抗が強くなった時の疲労感は強めです。

ロッドパワー
ブリ系がメインの筆者のメインフィールドでは充分なパワーです。
むしろ、ややオーバースペックだともいえますw
明石や紀北、中紀ではPE2号がスタンダードになってきているみたいなので、少し大袈裟なロッドになってしまっています。

ショートレングスのため、合わせは決めやすいロッドです。
ジャーク中に強引にひったっくって来るようなアタリがあると、うまく合わせが決まらない場合がありますが、このロッドだとそこまで意識して合わせなくても、ベリーでガツンとかかってくれますw
ここはショートレングスで硬めなのが幸いしています。

ファイト時も支点をバットまで持ってこれれば安定して寄せてこれます。
レングス短め、硬めですが、中弾性ブランクスのため反発が少なく粘りが発揮されバレにくいロッドです。
首を振られてもロッド全体が追従し、余計な反発力を与えにくいため、不意のフックアウトを防いでくれます。

アクション時は使用者を助けないブランクスも、ファイト時はショートレングスも相まって使用者に負荷をかけない仕様になっています。
レギュラースローでバットからぶち曲げれば、ファイトは楽にこなせるロッドです。

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総評

リーズナブルでありながら、バランスの取れたロッドです。
幅広いジグウエイトにも対応してくれて汎用性が高いのも魅力です。

ファイトが楽にこなせるのも優れたポイントでしょう。

ジグの操作性と感度を重視するなら、ディープライダー、ドラッグフォースの方がいいのでしょう。
ショートレングスで硬めなので、ロッドの反発ではなく自分の力でジグを飛ばすタイプのロッドです。

ジギングは地域によって釣り方が異なるため、フィールドとマッチしている場合は最初の1本としてオススメのロッドです。

ただ、バージョン3は今年で生産終了になったようです。
出るかどうかはわかりませんが、次のバージョン4への期待が高まりますw