タイプ1から愛用しています。
冬シーズン限定ですが、朝夕のマヅメ時など極寒の状況で着用します。
寒さを凌いでくれて、尚且つ、釣りの邪魔にならないグローブの薄さが魅力です。
筆者はスリーフィンガーレスのものを選択しました。
GMグローブ Ti Type-Ⅱ
2000円台前半で購入しました。
前モデルのタイプ1からの愛用者です。
タイプ1が1シーズンでボロボロになったため、リピートでの購入です。
かくいうタイプ1もリピートしているので、毎年交換している感じです。
防寒グローブは世の中にありふれていますが、釣りで使うには生地が厚すぎて感度面や操作性に問題があったり、波を被って濡れてしまうと逆に冷える原因になったりと、意外とマッチしないものも多いです。
そんな中、こちらは薄手で防水、防寒性にも優れている理想的なグローブです。
仕様
ネオプレーン製のグローブの裏地にチタンコーティングを施した、いわゆるチタングローブです。
冬の極寒の朝マヅメなどで非常に重宝します。
内側にチタンコーティングが施されており、チタンの熱電導率の低さ故に外部の冷気を遮断する?みたいですw
ネオプレーン製なので多少の波や雨で濡れても、水を弾いてくれて手を守ってくれます。
元々密着型の手袋であることもあり、水に手を突っ込まない限りは、水の侵入を防いでくれます。
グローブが濡れて使えなくなることがないのは魅力です。
使用感
生地が分厚い訳ではないので、素手に近い使用感で釣りができます。
ごわごわとした厚手グローブだと感度面が多生なりとも犠牲になりますが、このグローブではそれがありません。
薄く使い易さを確保しつつ、防寒にも優れているアイテムです。
ただ、筆者的にはタイプ1の方が使いやすかったというのが本音です。
タイプ2になるとタイプ1にはなかった機能が追加されます。
それが、この指先まで覆うカバーみたいな部分。
これのせいで指元が見えずスナップの開閉やラインを結ぶ時に邪魔になります。
さらに、ルアーチェンジの際にはここにフックが引っ掛かり非常に鬱陶しいことになりますw
一応、少しでも指を冷やさないようにとの工夫ですが、実釣の場面ではかなり邪魔になってしまいます。
タイプ1にはこれがないため、使い勝手は旧型の方が上です。
そもそも、スリーフィンガーレスを選択しているのは、そういった指先の感覚を残しておきたいが故なので、やや筆者の需要とはミスマッチの仕様です。
耐久力
1シーズンでボロボロになる感です。
最初のタイプ1が1シーズンでボロボロに、リピートのタイプ1も1シーズンでボロボロに・・・
今回のタイプ2はなんとか1シーズン耐えて、去年は暖冬のため出番がなく、今年どうなるか、といったところです。
タイプ2が1シーズン耐えたのは、耐久力が増したというよりは、すぐに壊れることがわかったので着脱に気を使ったのが大きな原因でしょうw
かなり密着する手袋なので、着け外しが大変です。
スっとは脱げず、引っ張る感じになるので、着脱を繰り返していると裁縫部分が解れてきます。
長く愛用できるグローブでは決してありません。
総評
タイプ1の仕様に戻してほしい、それだけが惜しいグローブですw
ラインを結ぶにもスナップを開閉するにも、指先のカバーみたいな部分が邪魔で見えないという致命的な弱点があります。
ルアーチェンジの際にいちいちフックが引っ掛かったりと、煩わしい部分が目立ちます。
そもそも、この上の部分でどれだけ防寒性が確保できているのかも疑問ですw
ワンシーズン使いきりと考えればコスパもそれほどよくありませんが、装着感、防寒性、防水性、気密性、どれをとっても素晴らしいグローブなので、極寒のルアーフィッシングにオススメのグローブです。
指先は多少カットするなりして、一工夫すれば素晴らしいグローブです。