ルアりずむ

主にソルトウォーターのルアー釣りを嗜んでいます。タックルやルアーのインプレをメインで綴っていきたいと思います。ちなみにボウズが多いので、そのレベルだとお察しの上、参考にしてくだされば幸いです。

リブレ EP50 インプレ

リブレから出ている大型のラウンドノブです。
EPシリーズとしては最大のノブです。
16キャタリナ5000のカスタムノブとして、ステラSW8000に装着しているカスタムハンドル・パワー88の標準ノブとして使用しています。

LIVRE EP50

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定価 12100円

16キャタリナ5000の標準EVAノブから変更したいと思ったものの、その選択肢に悩まされました。
シマノであれば夢屋アルミラウンドのLでよかったですが、当時のSLPのラインナップに大型の金属ノブはなく、純正でたどり着いたのがダイワ精工時代のアイズファクトリー・アルミラウンドノブでした。

しかし、その肉抜き形状の都合上グローブ装着が必須で、血や粘液で汚れた場合などグローブを外さざるを得ない状況になると、ノブを持つ手が痛くジャークができないという問題がありました。
今でこそ、20ソルティガのカスタムノブとしてSLPから47MMアルミパワーラウンドノブがありますが、当時は大型の金属ノブがラインナップされていませんでした。

そこで選択肢に入ったのがリブレのEP50です。
ネックになったのは値段でしたがやむを得ず、購入に至ります。

仕様

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自重
メーカー表記で36.6gです。
大型のノブですが、チタンの中空構造のため軽量に仕上がっています。
アイズファクトリーのアルミラウンドノブが60gに仕上がっているため、数値上で見るとかなりの軽量化ができています。

ただし、自重が600gを越えるリールへのカスタムのため、ノブの自重はもはや誤差の範囲でしかなく、体感での重量の差はほとんどありません。

直径
50mmです。
筆者の所有しているラウンドノブとしては最大となります。
奥行きもあり、握りやすい形状です。
シャフト側はラウンド状ではなく5角形になっています。
添えるや摘まむというより、握るという言葉がふさわしい大きさです。

手の大きさは個人差があるので人によっては握りにくい、といったケースも出てくるノブだと思います。

ジギングのジャークや早巻き、ファイトなど力を求められる状況では非常に使いやすいノブです。

素材
チタンの中空です。
アルミに比べて熱の伝導率が低いのか、真冬でもそれほど冷たくなりません。
カーボンやEVA程ではありませんが、出船直後にノブが冷たすぎて指が痛い、というのを軽減してくれます。

使用感

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操作性
力を込めやすいノブです。
手のひら全体で握ることになるため、小指以外の指の力がノブに加わり、余すことなく力を乗せることができます。
シャフト側が5角形になっているため、指を自然と添えることができ、球形と違って滑りにくいという利点もあります。

水深100m以上のエリアでのドテラ流しで200gのジグをジャークする場合や、バーチカルで船の真下にラインが入るようなジャークしにくい状況でも、力が入るため体の負担を減らしてくれます。
ファイト時も力を込めやすく、ごり巻きも楽にこなせます。

そのため、オフショアジギングにかなり適したラウンドノブになっています。

欠点は、力を乗せる必要のない状況では使いにくいことです。
指全体で掴み、小指以外の指を添える感じになるため、力を抜いてノブを回しにくいです。
軽い力でハンドルを回す、というのが苦手なため、常に全力な釣りで無ければ余計な力が入り疲労します。
指先だけ添える、ではなく掌から指先までノブに触れているため、意識せずとも勝手に力が入る感じです。

無意識に力が入るので、超高速リトリーブは得意でも、ミディアムからやや早いくらいの早巻きだと疲れてしまうため、トップ系のプラグ操作にはやや不向きだと感じました。

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筆者も当初はショアプラッキングやオフショアキャスティングに使っていましたが、ポッパーやダイビングペンシルのような力を込める必要のないプラグ操作ではメリットがあまり感じられないため、そちらは夢屋アルミラウンドLを使っています。
とはいえ、ファイトに突入すればEP50の方が楽なので、この辺りはタックルのコンセプト次第でしょう。
ジグを投げる場合もEP50の方が良かったりします。
筆者のようにプラグ操作だけでファイトに突入しない場合はメリットがやや薄くなってしまいますw

指を軽く添えるだけの脱力した状態もできなくはないですが、大型リールのハンドルを回すためにはある程度の力はいるので、装着するリールにはマッチしていない感じです。
そういった使い方を想定するなら、EP44などにサイズを下げた方が使い勝手は良いでしょう。

感度
チタン中空ですが感度的なものはほとんど望めません。
恐らくは、合わせるリールのキャタリナやステラにそもそも感度が皆無で、合わせるロッドにも感度がないため、ノブだけで情報を拾うのは無理がある、ということでしょう。

強度
チタン中空のため強度はアルミ中空のノブには劣っています。
アルミ肉抜きのアイズファクトリーはハンマーのようなノブのため、何かにぶつけた場合相手の方を破壊しますw
アルミ中空だとノブ表面に傷が入り、チタン中空のこのノブは凹みます。

やや取り扱いは繊細な方になります。
チタンで単価も高いため、雑に扱える感じのノブではありません。

総評

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オフショアジギングに適したハンドルノブです。
ノブが大きく力を込めやすい形状になっています。
これ以上の力が必要な場合はラウンドではなくエッグ型のノブの方がよいでしょう。
このラウンドノブでは小指だけはどうしても余ってしまいます。
そのため、反映できる力はエッグ型には劣りますが、ラウンド型ならではの操作性の良さはあります。

ノブのサイズ的にも、シマノなら8000番以上、ダイワなら旧4500、新8000以上がベストでしょう。
シマノ6000番などでは、せっかくの小回りの利く番手のメリットが薄れるので、その場合はEP44の方が向いていると感じます。

ラウンドノブとして最大級の大きさ、力の伝達力を求めている人にオススメのノブです。