もしものために車に積んでおくサブライトとしての購入です。
メインライトがすぐに見つからない場合はこれをつけていくことも多く、貸し出し用としても使っているので使用頻度は高いヘッドライトです。
GENTOS ヘッドウォーズ HW-000X
釣り業界とは距離を置いていたジェントスが本格参入してきた際の主力商品でした。
当時、4000円台後半で購入しました。
釣り業界で主力だったゼクサスと比較した時の、その価格帯の低さは衝撃的だったのを覚えています。
一時期、3000円台にまで値段が下がっていましたが、今は元の値段に戻っています。
ジェントスのヘッドライトとしては、当時、最も使用者が多かったのではないでしょうか?
4000円台で300ルーメンの明るさが魅力的なライトでした。
2015年に購入して以来、今も現役で活躍しています。
仕様
明るさ
300ルーメンの明るさです。
当時のヘッドライトで300ルーメンあれば、かなり明るい部類に入りました。
400ルーメンのZX-700BKの半額くらいの値段で買えるため、コストパフォーマンスも高いヘッドライトでした。
実際に使用してみると100ルーメンの差は体感ではほとんどわかりません。
というのも、最大400ルーメンのZX-700BKも、電池が新品の状態では数値通りの明るさですが、消耗していると300ルーメンも出ないため、電池残量次第ではヘッドウォーズの方が明るい、ということが多々ありました。
ルーメンを明るさの戦闘力のような指標としてとらえてしまいますが、実際は電池残量で変動するので、充電池で常に全快の状態から開始できるこのライトは常に明るい状態で使用できます。
バックライト
背後にこちらの位置を知らせるためのバックライトが搭載されています。
バックライトのカラーは赤色です。
筆者は使わない機能なので、バックライトのスイッチの誤作動により、電池切れになることがあるため、リスクでしかありません。
使う人にとっては重要なので、ここは人によって評価の別れる所だと思います。
防水性
あらゆる方向からの飛沫に対応できるIPX4相当の防水性です。
雨の中の使用でも、今のところ全く問題ありません。
ゲリラ豪雨のような激しい雨の中での使用でも影響は受けていません。
防水性に関しては信頼できるといえます。
自重
電池込みで198gです。
メインライトが一つで単3電池3本なこともあり、ZX-700BKと比べると軽量になっています。
フォーカスの変更もライトの使い分けではなく、レバーによるアナログ方式のため、軽量に仕上がっています。
電池
単3電池3本です。
充電池が使用できることがパッケージに記載されています。
ZX-700BKの初期ロットが充電池使用不可だったこともあり、当時は大きなメリットとなっていました。
乾電池の場合はどうしても交換のタイミングがネックとなります。
交換するには早いが、明るさの面では微妙、という状態では中々思いきって電池交換ができません。
その点、充電池であれば常にフル充電状態からスタートできるため、電池切れや明るさの心配がいりません。
長期戦になっても最悪、予備の乾電池や充電池があればいいので、バッテリー式にはないメリットになります。
耐久力
2015年から使っています。
サブですが貸し出しにまわしたりもするので、筆者のヘッドライトとしてはまずまずの使用頻度ですが、今のところ接触不良や樹脂の劣化による破損はありません。
機能がシンプルな分、故障のリスクを減らせているのかもしれません。
耐久力に関しては十分信頼できるでしょう。
総評
コストパフォーマンスの優れたヘッドライトでした。
当時のヘッドライトの相場から考えると4000円台でこの性能は破格でした。
3000円台の時に買った人は、更にお得な買い物になったと思います。
現在はルーメンのインフレが進んでおり、機能や性能もどんどん追加されているので、このHW-000Xがコストパフォーマンスに優れるとは簡単には言えない状況になっています。
ヘッドウォーズシリーズだけでも上位モデルが複数展開されていて、ジェントスの他のシリーズのライトも合わせると、もう訳がわからない状態ですw
同じヘッドウォーズシリーズでも、流通経路によって型番が違ってたりするので、余計に混乱を招きますw
新たに追加されたヘッドウォーズシリーズ全体から見ると、このモデルは中堅くらいの位置付けになるので、各々の用途にあった価格帯のものを選べばよいでしょう。
価格次第なので必ずしもHW-000Xをオススメするとはいえませんが、ヘッドウォーズシリーズはオススメできます。