サブで装着するヘッドライトとして使用していました。
夜釣りに出掛けた際、ヘッドライトを忘れたことに釣り場で気付いたため、慌てて現地購入したのが出会いです。
PROX 3W LEDヘッドランプ PX841W
自宅から1時間のポイントに到着して、いざ釣りを始めようとしたとき、どこを探してもヘッドライトがない・・・
と言うわけで慌てて現地購入したのがこのヘッドライトです。
なるべく安く、それでもって最低限夜釣りで使えそうなもの、として選んだのがこれでした。
価格は1200円~1400円くらいだった記憶があります。
以後はサブヘッドライトとして使用していました。
基本、メインのライトとしてはネックライトを使うため、ネックライトでカバーできない時のために一応頭につけておく、サブライトとしての起用です。
仕様
明るさ
165ルーメンです。
数値だけで見れば微妙ですが、十分釣りで使える明るさといえます。
メインライトで使う場合は少し頼りない感じはしますが、このライトだから釣りが成立しない、ということはありません。
サブライトとしては申し分ないです。
港湾で使う分には問題なく使えます。
港湾での太刀魚の浮き釣りや、常夜灯周りを攻めるルアーフィッシングなどでは普通に使えます。
暗闇の地磯やサーフ、河口など、車から離れた場所で使う場合は正直頼りない感じです。
道中はそこそこ不安になる明るさなのでオススメはできません。
一応、転落時に使うSOS用のモールス信号の点灯機能もついてますが、このライトのみでひとけのない危険な場所に行くのは無謀なのでややミスマッチです。
闇夜で常夜灯などの灯りもない所でも微妙な感じです。
ルアーチェンジや移動中の証明など、夜釣りをする、という部分に限定すれば普通に使えますが、ネットやギャフを使ったランディングが絡むと、光量が少なく苦戦するでしょう。
月夜だったり周囲に灯りがあれば話は変わってきますが、闇夜の真っ暗闇でこのライトの灯りのみのランディングはターゲットの位置が確認し辛いです。
抜きあげ前提のターゲットなら問題はないでしょう。
電池残量ランプ
電池残量が少なくなると橙色に点灯するランプ付きです。
突然の電池切れにより灯りが失われるのを未然に防げます。
ただし、いかんせん光量が弱いので夜の地磯など絶対に電池が切れてはいけないタイミングでの使用はオススメできないため、電池残量ランプが本当の意味で活躍する場面は少ないかもしれません。
防水性
あらゆる方向からの噴流水に耐えられるIPX5級です。
電池ボックスの防水構造は至ってシンプルなものになっています。
雨での使用でも浸水はしませんでした。
自重
電池無しで50gと軽量です。
電池を含めても約90gです。
この軽量さも相まって、サブライトとしては使いやすいです。
装着していて重いと感じることや不快感はありません。
電池も単4電池3本と小型なので軽量化に貢献しています。
耐久力
本体は無事ですが、ベルトとの接続パーツがボロボロになってしまいました。
全体的にプラスチックがちゃちい感じで耐久力はありません。
劣化するとペキペキと折れていく感じです。
ライトの方は無事ですが、白色の樹脂が黄ばんできており、劣化の速さがわかります。
10年以上前の同価格帯のヘッドライトと比較すると、格段に性能は上がっていますが、まだまだ価格相応の耐久性といった感じです。
総評
性能は価格相応といった感じです。
ベルト周りの樹脂の耐久力が低いため、総合的にみるとコストパフォーマンスの悪いヘッドライトです。
軽量なので、ネックライトがメインの人のサブライトとしては使えますが、このライトである必要はないといった感じです。
現在は廃盤となっており、後継機はモーションセンサーが搭載されています。
しかし、それにより商品単価が上がってしまっており、リーズナブルではなくなってしまっています。