クレイジーオーシャンから出ているイカメタル用のドロッパーです。
分類はエギ型のドロッパーとなります。
ショアからのライトエギングではメインドロッパー、オフショアからのイカメタルでは渋い時の選択肢として使用しています。
Crazy Ocean リトルナイト
イカメタル用のドロッパーとしては思い入れの深いエギです。
初めてイカメタルの遊漁船に乗った際、色々持っていった中で最も反応が良かった経験があり、それ以降愛用しています。
和歌山南紀のイカメタルはサイズが小さいことが多く、リトルナイトの1.5号で丁度よい感じのサイズ感になります。
また、紀北~泉南エリアのショアからのライトエギングでは更にサイズが小さくなるため、リトルナイトの出番は多い感じです。
仕様
1.0号 3g
1.5号 4g
2.0号 8g
筆者が使うのは1.5号と2号で、ほとんどの場合で1.5号を使用します。
エギに対してカンナは大きめなので、フッキング率は高い印象です。
掴ませれば勝負が決まる感じで、適当な合わせでも十分フッキングさせることができます。
また、ラトルが入っているため、音でもアピールをすることができます。
小型サイズなこともあって、ラトル音はうるさくない感じで程よいです。
アクション
エギ型のため基本的にはフォールします。
ただし、水平にフォールしていきます。
浮きスッテ型のドロッパーが水平姿勢をキープしてくれるなら、このリトルナイトはゆっくりとフォールしながら誘う感じです。
フォールに反応が良いタイミングでは出番が増えます。
逆に漂わせた方が反応が良い場合は浮きスッテタイプに分があります。
イカメタル
オフショアからのイカメタルでは、群れのサイズが小さい時に活躍します。
南紀のアベレージサイズはもちろん、日本海でもサイズが小さく渋い時は活躍できます。
フォールを生かすにはエダスは長めの方が向いています。
活性が高い場合はアピール力に欠けるため反応は悪くなります。
そう言う場合は2.5号エギなどの大きめなものを使った方が良いです。
ライトエギング
ショアからのライトエギングでも使いやすいドロッパーです。
アジングロッドやメバリングロッドでライトエギングをする場合は、リトルナイトの1.5号~2号の単体で成立すると思いますが、筆者のようにエギングロッドで誘う場合は、2号でも軽すぎなのでお助けリグのドロッパーとして使用します。
その場合は2.5~3.0号エギと、リグにリトルナイトを装着して使用します。
ほぼ、リグのリトルナイトにアタリが集中しますが、比較的サイズの大きいイカは下のエギにヒットします。
いかんせん、陸っぱりから狙うとサイズが小さいので、小型のこのエギは重宝します。
総評
イカのサイズが小さい時に活躍するエギです。
特に、同船者が苦戦しているような反応の悪い状況でこそ、真価を発揮します。
状況に上手くはまれば、渋い中でもテンポよく数を稼げます。
そのため、ショアからのライトエギングではメインドロッパーになれますが、オフショアでは渋い状況を打開するために投入されるカンフル剤のようなドロッパーです。
苦しい時の選択肢の一つとしてオススメです。