ルアりずむ

主にソルトウォーターのルアー釣りを嗜んでいます。タックルやルアーのインプレをメインで綴っていきたいと思います。ちなみにボウズが多いので、そのレベルだとお察しの上、参考にしてくだされば幸いです。

クレハ シーガー R18 完全シーバス インプレ

既に廃盤になりモデルチェンジしているラインです。
厳密にはパッケージのみの変更があったみたいです。
どちらかというと、高価な部類に入るシーガーの8本撚りのPEラインでした。
新パッケージとの切り替わりの際に、色々な釣具屋のワゴンセールで激安処分されていたのを購入したのが出会いですw

一昨年から使いはじめて、中々良い感じだったのでインプレしたいと思います。


クレハ シーガー R18 完全シーバス

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筆者の使用歴は
1.2号 フラットフィッシュ サーフルアー
のみの使用となります。

1.2号 150m巻きが1,200円から
1.2号 200m巻きが1,500円から叩き売りにされていましたw
系列の違う様々な釣具屋で処分されていたので、一時期はどこでもかなり安く買える状態にありました。

0.6号から1.5号まで、150m巻きと200m巻きがあり、幅広い釣りに対応できるラインナップです。

8本撚りPEとしては格安ラインよりも安い値段ですw

その安すぎる値段が仇となり、最初はダメ元のお試しとして一個だけ購入しました。
使ってみると良かったので、後から慌てて買いに行って2個だけ追加できましたw

リニューアルについて

定価が無くなりオープン価格に。
3000円台の販売価格が2000円台前半にまで下がりました。

ここまでの値下げがあったにも関わらず、中身が本当に同じなのかどうか、という疑問が生まれます。

値下げの可能性として最も有力な説が以下になります。

・イザナスの提供元の東洋紡が価格を抑えてきた。

2016年の春に東洋紡は、DSM社との共通ブランドであるダイニーマから、イザナスという独自の商標へ名称を変更しました。

実は、その後にPEラインの第一段階の価格破壊が起きています。
特にOEM系のPEラインはリニューアルと共に価格が軒並み下がっています。

リニューアルの際にパッケージしか変えなかったのは、多分この完全シーバスくらいでしょうw


もうひとつの可能性は

・製造元の製造コストが下がった。

という場合です。
OEM製造元の製造コストが下がったことで、OEM系のPEラインの価格が軒並み下がったとも考えられます。

もちろん、この2つのケースが同時に起きた可能性もあります。

よつあみ ブレイドコートに代表されるイザナス以外のポリエチレン原糸による格安PEの台頭も背景にあるかもしれません。

いずれにせよ、予測の域は出ませんが、中身はそのままで価格のみ下がった訳にはそういう理由がありそうです。

性質

原糸
クレハ曰くシーガーリミテッドPEなる原糸です。
クレハには他にグランドマックスPEという原糸があります。

一応、HPを見る限りでは、完全シーバスに採用されているシーガーリミテッドPEがクレハの最上位原糸に当たりそうです。

製造元は恐らくYGKよつあみかと思われます。
というのも、旧パッケージはよつあみのウルトラジグマンなどと同じドーナツスプールが採用されているからですw
スーパーラインマーキーやリサイクラーを使ってラインを巻いている人の天敵でお馴染みのドーナツスプールですw
糸巻き器を使わない場合は便利なんですけどねw

それはさておき、
値下げがあったことを考えると、東洋紡のSK60のグレードではないかと、予測だけはできます。

感触
ややハリのあるラインです。
G-soulX8アップグレードには及びませんが、適度なハリがあるので扱いやすいラインです。

カラー
フラッシュグリーンなる黄緑色のラインです。
色落ちは早くすぐに薄い蛍光色に変わりますw

こちらが色落ち前のフラッシュグリーンです。
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完全シーバスユーザーの大半が馴染みのないカラーだと思いますw

色落ちすると、何色といっていいのかわからない色になります。
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大半はこの色で使うことになりますw

ただし、色落ちしても強度の面では変化はありません。
そこは安心できる部分です。

強度

号数相応の強度は確保できています。
引っ張り強度は中々強いです。

1.2号のみの使用ですが、その号数で想定する強度は余裕で確保できています。

外部からのダメージに強いラインなので、平均して高い強度を保ってくれるラインです。

強度に関してはかなり信頼してもいいレベルだといえます。

キャスト性能

ややハリがあるのでトラブルなくキャストすることができます。
そのため扱いやすいラインですが、反面、ライン放出性が低いため飛距離はしなやかなふわふわラインに劣ります。

飛距離ではアップグレードには勝るといった程度で、G-soulWX8などのふわふわラインには及ばない感じです。

トラブルレスという意味ではよりハリのあるアップグレードの方が上のため、ハリを抑えた分、飛距離が伸びたライン、といった感じでしょうか。

耐久性

意外と耐久性があります。
色落ちが一瞬なので不安になりますが、耐久性は問題なく保たれています。

外部からのダメージには中々強いラインです。
色は一瞬で落ちますが、毛羽立ちやササクレは中々現れず品質を維持ししてくれます。
ただし、毛羽立ちが現れると強度が極端に落ちるので、カットか反転などの対応が必要です。
その辺りはアップグレードと非常によく似ています。

アップグレードはコーティングとカラーがほぼ同じスピードで落ちていくので、色落ちが進むとそろそろ毛羽立ちが来ると予測できますが、
完全シーバスはまず一瞬で色が落ちてしまい、その後、しばらくは変化がなく、突然毛羽立ちが発生しますw

そのため、ラインの劣化のタイミングはアップグレードの方が見極めやすいです。

耐久力の持続性はアップグレードよりも上だと感じます。

総評

私的項目での総評です。

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強度
1.2号のみの使用ですが、強度は8本撚りラインの中でも高い部類だと感じます。
ここは評価できるポイントです。

飛距離
しなやか系のラインには劣りますが、まずまずといった感じです。
アップグレードよりちょっと飛ぶ感じです。
飛距離を優先する場合は、微妙な飛距離ということになります。

耐久力
外部からのダメージに強く、毛羽立ちやササクレは現れにくいラインです。
耐久力の持続性は高いです。

値段
旧パッケージなら破格、新パッケージでも中々リーズナブルなお値段です。

カラー
強度には影響しませんが、一瞬で色落ちします。
単色でマーキングなどもないので、オフショアでは微妙なラインです。

扱いやすさ
ややハリがあるので扱いやすいラインです。
トラブルレスという意味では若干、中途半端です。



普通に良いラインです。
完全シーバスという魚種を限定したネーミングのせいで非常に損をしていると感じるラインですw
特に何か変わるわけでもありませんが、シーバス以外の魚種のアングラーにとっては、名前だけで手が出しにくいと思います。
エギングなどにもとても良さそうなだけに、本当に勿体ないと感じるところです。

アップグレードと役割の被るラインですが、何を重視するかによっては、アップグレードと同じかそれ以上の評価を得られると思います。

普通にオススメできるラインです。